日本人は欧米人と比べると痩せているという印象を持つでしょう。確かに、欧米人の食生活は肉中心!飲食店で出される量も多いですよね。そのためか、欧米人は日本人よりも太っている人がとても多いように思われます。
お腹周りの内臓に多くの脂肪が蓄積した状態を『内臓脂肪型肥満』といいます。さらに、この状態と高血圧、高血糖、脂質以上などいずれか2つ以上を併発している状態を『メタボリックシンドローム』といいます。
メタボリックシンドロームの人の割合
メタボリックシンドロームの治療法
一人で治療することが難しい人は、専門の病院でダイエット指導をしてもらうようにしましょう。
そこまで内臓脂肪が溜まるということは、今まで油物やお菓子をたくさん食べていたのでしょう。食事を見直すだけでも、ウエストサイズは数㎝減らすことができるでしょう。極端に食事内容や量を変えて体調を崩さないように、少しずつ様子を見ながら行いましょう。
≪ステップ1≫
間食を果物やヨーグルト、アーモンド、くるみ、煮干しなどの低カロリー&高栄養のものを選ぶ。
≪ステップ2≫
野菜中心の食生活に切り替える
≪ステップ3≫
和食中心の食生活に切り替える
和食はヘルシーな食事として全世界で人気があります。和食は薄い味付けで油の使用量も少なく、低カロリーに抑えられることで、ダイエットにおススメです。
お腹周りについた大量の脂肪を燃焼するためには、運動も必須です。重い身体で運動するため、始めは身体に負担がかからない水泳やウォーキング、自転車などがおススメです。身体が慣れてきたら、軽い筋トレで基礎代謝を上げる運動もプラスしましょう。
例)スタート時…
水中ウォーキング10分間
例)少し慣れてきたら…
水中ウォーキング20分間
例)さらに頑張れる時は…
水中ウォーキング20分間+腹筋20回
例のように自分の体と相談して運動量を増やしていくようにしましょう。食事の見直しと運動を行うだけでも、必ずウエストサイズは落ちていくでしょう。